監視カメラで生産性向上

世界の工場と謳われている中国。中国上海で工場を構えている日系企業も多いと思います。そんな工場運営で欠かせないものが監視カメラです。工場はオフィスと違い、広大な工場内を管理するのは非常に困難です。徹底的に管理するとなるとどうしても人員を増やさなければなりません。そこで活躍するのが監視カメラです。中国で工場を構える日系企業の中でも、まだ監視カメラを導入していない企業も多いのではないでしょうか。前回は、監視カメラ導入のメリットについて紹介してきました。メリットはわかったけど、実際どのような結果をもたらしているのか。実際の成功事例を知りたい方も多いと思います。今回からは実際に監視カメラを導入した企業の成功事例を紹介していきます。まだ導入していない方、またはこれから導入を検討されている方は、是非参考にしてみてください。

 

 

昨今では中国から工場を撤退する企業が増えていると言われていますが、それでも中国で工場を構えている日系企業はまだまだ多いでしょう。そんな工場運営で欠かせないものが監視カメラです。工場はオフィスと違い、広大な工場内を管理するのは非常に困難です。徹底的に管理するとなるとどうしても人員を増やさなければなりません。そこで活躍するのが監視カメラです。中国で工場を構える日系企業の中でも、まだ監視カメラを導入していない企業も多いのではないでしょうか。今回は監視カメラ導入のメリットを紹介したいと思います。まだ導入していない方、またはこれから導入を検討されている方は、是非参考にしてみてください。

 

 

生産性の向上!

工場運営において、もっとも大事な部分といえば、なんと言っても生産性です。生産性の低下は、企業存続に関わる重要な問題です。どんなに社員数が多い大企業であっても、生産性が低ければ中小規模の企業と同じ程度の利益しか生み出せません。逆に、従業員の数が少なくても、企業に多くの付加価値をもたらすことは可能です。生産性を向上させることは、企業にとって重要な課題です。監視カメラの導入は、工場運営の生産性向上になくてはならないものです。監視カメラは一般的にセキュリティ面での効果がピックアップされがちですが、監視カメラを導入することにより、作業を「可視化(見える化)」することが目的です。

 

 

 

業務のムダを改善!

監視カメラを導入することにより、作業を「可視化(見える化)」することができます。工場に監視カメラを設置することで、製造ラインにおける生産過程を映像データとして保存することができます。そのため、その過程の中でどこにムダがあるのか、改善点はどこかを簡単に見つけだし、業務を効率化させることができるのです。また、作業状況を録画することで作業工程の説明を、映像を使って明確に行うことができ、従業員の指導や育成に役立てられます。

 

 

製品の品質管理を徹底!

監視カメラを導入することにより、作業を「可視化(見える化)」することができます。工場に監視カメラを設置することで、製造ラインにおける生産過程を映像データとして保存することができます。そのため、その過程の中でどこにムダがあるのか、改善点はどこかを簡単に見つけだし、業務を効率化させることができるのです。また、作業状況を録画することで作業工程の説明を、映像を使って明確に行うことができ、従業員の指導や育成に役立てられます。

 

 

安全と衛生のために!

監視カメラは、製造業、なかでも食品工場の「安全」と「衛生」を守るために欠かせないツールになっています。ある有名なカップ麺の中に異物が混入し、その業者が長期間にわたって販売を自粛していたニュースを覚えている人もいるでしょう。こうした大きなダメージを負わないためにも、監視カメラは食品工場になくてはならないものになっています。
また、何者かが意図的に異物を混入させる事件も起きています。
このような事態を防ぐため、工場は外部からの侵入者をブロックし、情報漏洩を防ぐという危機管理対策を行っています。ここで使われているのが監視カメラ連動型の「個人識別入退室システム」です。これは、外部からの侵入者を防止し、従業員の出退勤の管理に使われるだけでなく、内部関係者の犯罪防止としても使われています。
また、最近の監視カメラの中には、映像を再生する際に時間単位で画像をサムネイル化したり、リスト化する機能が備わったものがあります。作業をする手元をズームアップして録画することが可能なため、いざという時の証拠能力として使えます。こうした監視カメラを工場内に設置することによって、リスクマネジメントを完璧に行っていることを外部に伝えることができ、消費者への安全アピールにもつながるのです。

 

 

最新の監視カメラとは?!

最新の技術を駆使した監視カメラの機能は、私たちの想像を大きく超えています。上で触れたようなズーム機能はもちろん、360度旋回できるカメラも注目を集めています。

ほかには、不良品を識別できる機能が注目を集めています。製造ラインを通過するだけで製造番号や記号を読み取るだけではなく、容器のフタの位置ズレや賞味期限の正誤、ラベルの有無、箱の形状を見極めてフラップ(フタ)の飛び出しに反応するものなど、非常に高性能なものです。
もちろん、金属などの異物検査も同時に行えるため、ネットワークにより繋げられたカメラから原因を特定することができます。つまり工場に設置された監視カメラは、異物混入だけではなく、操作ミスによる事故やトラブルを防ぐという役割をも果たしているのです。さらに、生産ラインの状況を死角のないカメラワークでモニタリングすることで、品質に対する従業員の意識を高めることができます。

 

 

6監視カメラが映し出すのは工場の秘めたる可能性!

防犯目的だった監視カメラの役割が、近年様変わりしています。カメラの機能が大きく進歩したことで、生産ラインにおける異物購入や不良品の識別まで、すかさずチェックすることができるのです。それが工場の作業効率や品質の維持・向上、従業員のモチベーションアップに大きな役割を果たしています。万一に備えた安心と、起こってしまった後の迅速な対処、さらに改善策の提示に至るまで、工場の監視カメラは消費者の安全を守るための大切なツールになっているのです。

 

監視カメラで生産性向上 実例1

雇った人数に対して生産性が悪いので防犯監視カメラでチェック
セキュリティ対策の意味合いは勿論の事、仕事における生産性の悪さの原因を究明することは今後の社運を握っています。
せっかく景気が上向きになり増産体制を取り始めたのですが何故か雇った人数に対して生産性が悪い…。
というお悩みを工場長の方から御相談を受け、防犯監視カメラを設置しました。
そうしたら出るわ出るわのサボリの実態。
面接も適当にやってしまった従業員のエリアでダラダラと働く姿が映っていました。
確かに夜間労働は過酷な条件です。
しかし高給であったり学歴不当であったりとそれなりの条件下で契約が結ばれた訳ですから勤務時間はきちんとしなければならないのが当然です。
映像を従業員に見せ、辞める者・改善する者、両者居ましたが今では効率も一気に上がり給与面で従業員に対しサポートをしてWINWINの関係を築けるようになりました。
防犯監視カメラを設置して本当によかったです。

 

 

監視カメラで生産性向上 実例2

■組み立て工場に入ったクレーム。防犯監視カメラが証拠を発見!
販売会社へ毎日のように入るお客様からのクレーム。
この工場では組み立てから梱包までを担っていたのですがお客様から中身が壊れている、箱が凹んでいるというクレームが多数寄せられていました。
工場長はまず手始めに従業員一同を集め、このようなクレームが来ているからより安全に大切に扱うようにと伝え、チェックする責任者の人数も回数も増やしましたがクレームの数は治まることがありませんでした。
困った工場長は業を煮やし証拠提出・従業員を守る為に多数の防犯監視カメラの導入を決めました。
原型の最終チェックの箇所と梱包の箇所・梱包された物を保管する箇所は特に台数を増やし徹底的にチェックです。
これらを1ヶ月続け全てのデータを販売会社に提出すると…運送会社の運転手の荷物の扱いに問題があることが判明しました。
工場長は従業員と仕事にかけるプライドが守れて本当に防犯監視カメラを導入してよかったとおっしゃっていたのが印象的でした。

 

 

監視カメラで生産性向上 まとめ

■監視カメラの必要性と特徴
これまで全8回に分けて監視カメラの特徴や必要性について紹介してきました。
実際に監視カメラを導入して、会社の問題を解決してきた企業の事例を見る中で、
より具体的に理解することができたのではないでしょうか。
監視カメラは、一般的には防犯目的で使用されることが多いと思います。
しかし、防犯だけでなく、社内の管理や、問題の原因追及など、
様々な場面で活躍します。
これを機に皆様の会社でも導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

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